すごいマイペースなブログ

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就活生×心理学部生が感じたことをマイペースに発信

【就活生は知っておこう】就活市場にちらつくグレーな闇【裏側公開】

ざらしです。

 

今回は就職活動をしていくなかで気づいたり出会ったりした裏側の部分限りなくグレーな部分を書いていこうと思います。

(就活の明るい部分はこちらの記事を…)

もちろん全ての企業に当てはまるわけではないです。

ただ自分が実際に体験したもの含め事実を綴ろうと思います。これが今の就活市場です。

 

 

 

 

1,ナビサイトの闇

就職活動と言えば「ナビ媒体」を思い浮かべる方が多いと思います。リクナビマイナビですね。

以下、主要就活サイトの基本情報です。 こちらのサイト様に詳しく載っています。

 

代表的なナビに絞って2020卒の状況を見ると, 

マイナビ

登録学生数:73万2498人

企業掲載数:2万4011社

 

リクナビ

登録学生数:70万8058人

企業掲載数: 3万1563社

 どちらも学生数,企業数ともに非常に多く,まさに就活市場そのものを表していると言えそうです。

 

しかし,ここに黒い部分がちらつきます。

 

掲載順位

就活アプリにはだいたい検索機能というものがついているわけです。 

↓こんなやつですね。

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ここの検索機能を使って,我々就活生は「コンサルタント」とか「営業」「関東圏のみ」とかって検索して企業を探すことになります。

 

ただ,Google検索エンジンのように日々我々の検索データなどからビッグデータとして情報を抜き取っているわけではありません。

 

だから検索結果の表示順というのは個人毎に表示されているわけではなく,基本的には一律です。(お気に入りが多いやつとか,この企業を見た人はこれらの企業を見ていますみたいなのはもちろんあります。)

 

つまり,ある理由で検索結果の表示順が決まっています。

 

それはもちろんお金。

 

つまり,Googleの検索結果みたいに,お金を払えば上位表示させられるような、そんな仕組みになっているわけです。(上記サイト様のプレミアパッケージってやつですかね)検索したときって,我々は上の方の検索結果,企業しかぶっちゃけ見ないですよね?

 

そこにはナビサイトの闇というか裏側があったわけです。

 

ナビサイトの闇により起こりうる状況

    • 採用にコストを割ける企業の勝ち
    • 就活生に本当の意味で選択肢が与えられない
    • 企業間格差
    • 学生の偏り

上記の通り。 

 

言うまでもなく、学生数は非常に多いわけで日本の就活スタンダードとなっているこのサイト上で上位表示されればたくさんの学生の目に触れます。そうすればエントリー数も増えるわけです。

 

こうすることでたくさんの優秀な学生をとれる可能性があがり,その学生が入社して活躍してくれれば,そこにかけたお金を回収することができるかもしれません。

 

このような循環が生まれる一方,ここにコストをかけられない企業は学生がそもそも集まりません。そうなると業績向上に向けて最低限の資源で挑まなければならない循環が生まれます。

 

実際お会いした人事の方の中には,「もうはなから上位校の学生は狙っていない。中堅私立以下を狙ってそこを逃さないようにしている。」と話しておられる方も。

 

 

 

2,書類選考に隠された闇

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書類選考っていうのは,ES(エントリシート)ってやつです。履歴書は最近あんま使わないですね。現代は合格ESが出回ってそれを真似して書いてだすみたいな、なんじゃそりゃって時代です。

 

それだけみんな書類で落とされるのは嫌なんですよね。

 

私もそうです。

 

夏のインターンシップとか出してもESの段階でめちゃくちゃ落ちました。面接にすら進めない。

 

それがなんか嫌なんですよね。文字だけで何がわかんの??みたいな(笑)

 

だから必死にESを書くわけなんですけど、ここにも裏側がありました。

 

ES選考は代理だった

実はESの選考、提出先の企業の人事担当者は選考してません

 

もっと言えば、そのES選考を請け負ってる会社が存在します。

 

これ知ったときはちょっとショックでした。

 

だって必死にその企業への志望動機とか自分の思いとか書き綴るわけじゃないですか。

 

でもそれはその行きたい企業の人の目にすら触れられてないんです。

 

もちろんこのような代理会社に依頼せず、全てに目を通されている企業の方が多いと思います。

 

まあでも毎年何万と応募がくる大企業ほどこのES選考を委託してるところは多いと言わざるをえない。

 

3,面接選考に隠された闇

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まだ闇があんのかいって感じですよね。

 

面接にすらも闇が及んでいます。

 

就活と言えば面接。

 

直接対面してお話する機会ですからね。

 

でも実は闇、ひとつじゃないんです

以下の2点です。

 

    • 面接も代行
    • 騙して入社させる

 

もう少し詳しく見ていきましょう。

 

面接も代行

ESだけじゃなくて面接も代行かよ…いやそう思いますよね?

 

さすがに一次面接などの序盤の話です。

 

おそらく求める人物像であったり最低ラインであったりというようなことは聞いていて、そこで判断していると思われます。

 

これももちろん全ての企業がやっているわけではないです。

 

しかし、やってない企業があるかと言えば嘘になります。

 

実際に代行する会社で働いている方は名刺を複数持っているそうです。

 

自分の会社、そして面接官として出入りし、就活生と会って渡すための別の企業の名刺です。

 

これも書類等でふるい落としても、まだまだ数が多い大企業に多くみられるかもです。

 

騙して入社させる

ちょっと極端な言い方になってはしまいましたが、これが事実です。

    • 採用数のノルマ
    • 何としても入社させたい

人事担当者は上記のような状況にあることが多いです。上記は2つとも似てるのでまとめてお伝えすると,要は企業側の考えとしてはなんとかして優秀な学生や欲しいと思った人には入社してほしいわけです。

 

これによって

無意識のうちに都合の悪いことを伝えづらくなる

                  ↓

なんとかして入社させる

                  ↓

隠していた部分が見え隠れして,それが原因で辞めてしまう

                  ↓

企業側はコストをかけて採用したのに逃してしまう✖学生の履歴書に早期退職の歴が残ってしまう

 といったパターンに陥ってしまう可能性があるわけです。これは実際のお話です。

 

もちろん全ての情報を伝えきるというのは限られた就職活動の期間や場では難しいかもしれません。

 

ただお互い情報の質や量というものにそもそも差があるというのが現状です。 

 

4,どうなるこれからの就活市場?

激しく変化する就活市場ですが,近年は新卒入社後3年間で3割の人が退職してしまうという様相を表す「三年三割」という言葉や,「働き方改革」などそもそもの労働環境,そして日本社会そのものに変化が求められています。

 

3の項で述べたように,お互いのことをしっかり擦り合わせることができないままに就職活動をしているというのは様々な問題の要因の一つと言えそうです。

 

ではどうすればいいのか。

 

一般的には以下のことが言われていますね。

 いずれもとにかく情報の差をなくしてもっと理解し合うとうことを目的としています。ただ私含めて学生は圧倒的に世の中を知らなすぎます。

 

日本に存在する会社の1%も知らない人がほとんどでしょう。

 

ましてやその1%でも内情を知っている割合は限りなく0に近く,そしてその知る場も雲散してしまいどこを見ていいのかわからない状態です。

 

そこでおすすめなのは,以下のサービスを使ってみることです。まあこれらも氾濫していますが。

    • 就活アプリ
    • 世の中の流れが分かるアプリ
    • エージェント 

 この記事では,就職活動の裏側についてお伝えするのが目的なので,詳しいことはまた追々別の記事にしていきます。詳しくは一番上のメニュー目次タブから「就職活動」のタブをぜひ。

 

私もいろいろ試してきました。

 

5,まとめ

ここまで実際に自分が就職活動をしていく中で経験したことや,長期インターンシップを通してお会いする,様々な企業の人事の方の思いというのをお伝えしてきました。

 

まだまだ変わっていくだろうし,変化も求められているのが現状です。

うまくこの流れに乗って,最高の人生にしてきましょう。

 

就職活動を始め,人生を豊かにしていけるような記事を書いています。ぜひメニュータブから他の記事もどうぞ。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。