【夏インターン全落ち】ゼロになった就活のやる気を取り戻した話【「インターンは就活が有利になる」に踊らされるな】
夏のインターンシップ,周りは結構合格して参加してるみたいだけど自分は落ちまくってつらいナア。
忙しくて夏インターンに参加できなかったけど参加しないと出遅れてるんかな。
ざらしです。このような疑問に答えていきます。
✅本記事の内容
・夏のインターンシップは落ちてナンボ
・就活のやる気がでない状態から立ち直った話
・本選考に向けてするべきこと
今回1章目は余談なので,就活のやる気が出ない人は2章からでもいいよ。ノウハウとかじゃなくて体験談メインかなこれは。
1,夏インターンは落ちてナンボ
夏。
それは何かとイベントの多い季節です。海に花火にお祭りに夏休み。
しかし楽しいイベントばかりではなかったりします。
夏は受験の天王山なんて言葉に代表されるように,夏を制する者が人生を勝ち切るかのように歌われがち。
就職活動も同じです。夏のインターンシップはまるで就活の特急チケットのように語られています。
夏インターンはほとんどの企業が開催していますが,誰でも参加できるものは多くありません。特に人気の企業や業界ともなると,参加者を選別するための試験が行われます。
しかし夏インターンシップ,いわゆるサマーインターンは合格率がめちゃくちゃ低いわけです。だから夏インターンは落ちても何も恥ずかしいことではありませんし,ご自身の無能を証明するものでもありません。通過する人がおかしいんです。
ざらしが感じた,夏インターンの合格率が本選考に比べて低い理由は以下の通り。
・優秀層が人気インターンを総舐め
・気軽に受験しやすい
・企業側も無理して合格させる理由がない
優秀層が人気インターンを総舐め
一般的に東大生や早慶生,関関同立生は就活に関する意識が高いです。このような優秀層の学生は人気のインターンにはだいたいいます。
また夏のインターンにはなんとなく難易度のような概念が浸透しており,難関インターンシップに参加したことが就活生界隈ではステータスになります。
そのためにとりあえず参加してるケースが多いので,本当に参加したい人が参加できない…という転売ヤーの問題のような事態になっています。
気軽に受験しやすい
インターンシップというのはそもそも職業体験のようなニュアンスが近いです。
・会社の雰囲気
・社員の様子
・参加学生の感じ
・仕事内容
つまり参加する会社のことや業界のことをより詳しく知りたいという思いで参加するものです。
最近は選考に有利になるとか,インターンの特別選考ルート目当てで参加する方も多いようですが。これがあるからインターンにいかないといけないみたいな風潮が生まれてくるんですよね。ほんとはそんなことないんですけどね。
話がそれました。とにかく興味があったらだれでも参加してみようと思い,誰でも参加のチャンスがあるわけです。
インターンにいったらそこの入社が決まるわけでもないしね。だから単純に,本選考の時と比べても,倍率がとんでもないことになりかねないというのは容易に想像できるかと思います。
企業側も無理して合格させる理由がない
今度は少し企業側の視点に立ってみましょう。
夏のインターンは企業側からしたら以下のような目的で実施してるかと思います。
・学生への認知度向上
・ミスマッチの防止
つまり,企業はここで微妙な人は合格させる理由がないことが分かります。本選考であれば採用人数はある程度決まってるわけなので,もしかしたら無理やり基準を下げて火を採用していることもあったりするかもしれませんが,インターンは話が違います。
選べるので,そもそもの合格基準は少し高めなのかもしれないなと思います。
これらの理由から,夏のインターンはかなり狭き門であると言えます。合格したらラッキーだと思って切り替えることが大事です。
…
みたいなことは誰にでも言えます。そうは言われても,わかっちゃいるけど切り替えられないですよね。
ここで少し私の話をしておこうかと思います。
2,就活のやる気がでない状態から脱した話
私も夏のインターンはほぼ全落ちです。
15社ほど受けましたが,通ったのはたぶん1社だけ。
自分は全然できない…。周りの人はきちんと通過しているのに…。就活うまくいかんすぎるダメダメだ…と結構絶望でした。
今思うと考えすぎですが,その時はまじで悩んでました。
私は3回生の6月ごろからインターン参加の決意をして,ESを書いたりしていたので走り出しは良かったんですよ。いわゆる早期組に入れていたかなと思います。
だから選考でお会いする就活生はみんな優秀の鬼でした。
しかし,いざ選考となると受からない。私の場合ですが,かなり見切り発車だったように思います。とりあえず選考を受けてるみたいな。その状態に満足しちゃってたんですよね。
自分が落ちたインターンに適当そうな友達が参加したというのを聞いた時は本当に死にたかった。悔しかったです。
そんなわけで結構絶望していたんですよね。実際8月終わって9月から12月ごろまでは就活を全くしなくなりました。
別にESを書いていたとか,業界研究をしていたとかそういうわけではないです。まじで普通に遊んでました。
というか就活のやる気がなくなっちゃったんですよね。完全に。
こんな状況から立ち直り,最終的には12分の8社内定を獲得し,自動車メーカーに入社を決めることができるようになったざらしなわけですが,そのきっかけやコツは以下の通り。
・危機感が出るまで遊ぶ
・自分の幸せとは何かを明確にする
危機感が出るまで遊ぶ
これは私の勉強法でもあります。
私は自分の就活を振り返ってみて,「就活は早くやった方がいい!」とか「有利に進めたいならインターンに行け!」みたいな情報に踊らされた感がものすごく否めないんですよね。
たしかに特別選考ルートの話や,学生と企業のミスマッチをなくすという考え方,そのためにインターンはあるというのはものすごく納得できます。
ただそのような目的を知らず,また,まだ自分のことを理解していないけど流れ出来ちゃいましたみたいな就活生が多く駆り出されているように感じました。
就活の本質を考えるとこのような脳死状態でやらされる就活ほど実りません。
たぶんそんな状態で選考に参加していても落ちるんですね。
だから早く始めた方がいいのは間違いないけど危機感が出るまで遊ぶ・学業に専念するというのがおすすめです。
就活がひかっかって遊ぶときに楽しめないというんなら,流される終活ではなく,本気の就活を今すぐ始めましょう。
自分の幸せとは何かを明確にする
これは次の3章の内容にも少し関連してくるかなと思います。
自分にとっての幸せとは何か,これについて真剣に考える事が就活のやる気を取り戻すことにつながるだけではなく,ひいては本質的な就活をすることにもつながります。
私はサマーインターンに全落ちし,就活で絶望していた時に,すごく幸せそうに働く先輩に出会いました。そのことに関してお話を聞くと,「人生はコンテンツ。成功も失敗もネタになるから挑戦する。これが俺の幸せ」と熱く語られました。
これまでの私は家庭環境から常にいい子であり続けないといけないと,一種の脅迫観念のようになっていました。常に周りの顔色を伺って行動し自分の意思を押し殺していたわけです。
だからインターンもすごいと思われるようなところしか受けていませんでした。
そこで自分にとっての幸せを考え始めることにしたのです。
就活において,自分の幸せを明確にするメリットは以下の通り。
・能動的に行動できる
・焦りが消えて絶望感が軽減
・面接対策になる
恥ずかしいので書かないですが,ここで自分にとっての幸せを見つけたことで,就活をする目的をより強く意識することができ能動的に行動できるようになりました。また無理にかっこつけるのもあほらしくなるので,焦りが消えて絶望感は軽くなりました。ここまででいいやとか,これは幸せとは関係ないなと思うものを名誉に関係なく切り捨てていけるので楽になります。
あとは面接対策にもなるわけです。これに関してはモチベーショングラフとかいろんなところで言われてるのでわかる方も多いかもです。
会社の人にもこういった経験から自分はこういう時に力を発揮できるんですよって伝えるとわかりやすく伝えられますからね。
やはり人は言葉で動きますね。「4000㎞移動しよう」と言われるよりも「ハワイに行こう」と言われる方が動けますし,次のアクションも考えやすい。
この自分にとっての幸せの見つけ方に関しては次の章に譲ることにします。
3,本選考に備えてしておくべきこと
夏のインターンは落ちてナンボです。大切なのはここからの動き。
結局夏のインターンで見ていたところは,本選考では一社も受けませんでした。だから夏のインターンよりはそこからの追い上げが大事だと思う。
私が全落ちしてから行ったことは以下の通り。
・自分にとっての幸せの言語化
・ガクチカづくり
・就活を楽しく続けること
自分にとっての幸せの言語化
ここでは方法についてお伝えします。
と言ってもそんな難しいことはしないです。私がやっていたのは以下の通り。
1,これまで幸せに感じた出来事や思い出を振り返る
2,どんな些細なことでも書き出す
3,羅列した事象の共通点を見つける
こんな感じでやってました。
ガクチカづくり
面接やESで死ぬほど聞かれる学生時代に力を入れたことは何ですかとう質問です。これは夏のインターンでも聞かれます。
けどほとんどの方はまだ固まってないかと思います。アルバイトとか部長とかじゃないですかね。
それでもいいんですけど,私は話すのが苦手だったので,強力なエピソードを求めて色々なことに挑戦してました。(このブログもその一環なんですよね実は。)
自分が好きで幸せになれることを全力で語れば相手の心に響くはずです。だから変に周りの波に合わせずに,気楽にやっていくといいですよ。
就活を楽しく続けること
就活はつらいこともあります。行きたいところにお祈りされたときの気持ちは今でも覚えています。
それでも就活は楽しいものです。私が楽しいと感じてたのは以下のような部分です。
・色々な人に出会える
・社会の仕組みが分かる
・自分の幸せを実現するための道が見える
就活をしていると色々な人に出会います。人事や社員の方はもちろん,社長の方や,同い年とは思えないほどすごい就活生です。
こんなことは後にも先にも就職活動をしている時にしか起こりえません。
また,ビジネスモデルや社会の仕組みが分かります。業界の関係性や,最新の兆候,テレビなどでは報道もされないような細かい話なども知ることができるのでそれだけでちょっと心が豊かになります。
さらに自分の幸せを叶えるための道を好き勝手に決められるわけです。将来設計は自由です。好き放題に考えて楽しく,本選考の時期まで就活を長く続けることが大切です。
4,まとめ
ちょっと今回の記事は内容が薄いかもですね。体験談メインなので。
書いていてとても不安になりました(笑)
みなさんの時間を無駄にしてないか非常に心配なので,どうか他の記事を読んで少しでも有益な情報を持って行ってください。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。