すごいマイペースなブログ

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就活生×心理学部生が感じたことをマイペースに発信

【「個の時代」に内向的な人が立ち向かう】これからの生き方について未来を担う就活生が考えてみた

 

 

2019年もあと1ヶ月を切ってしまいました。2020年はオリンピックも開催される大きな1年になりそうな予感です。

それと同時に社会の変化,特にIT領域においてめまぐるしい変化が起きておりその周辺領域にも変化がもたらされています。

 

これに伴って我々の生き方にも変化が求められていると思います。

よく「これからは個の時代だ!」なんて言われていますが,私のような内向的な人間には結構厳しい時代が来そうだなといった感想を持ってしまいます。

 

今回はそんな内向的な自分でも激動の時代を生き抜くためにというテーマで就活生が考えていきます。参考になったら幸いです。特にトピック3に私の思いがあふれているのでそこだけでも読んでいただけると嬉しいです。

 

 

1,個の時代

個の時代とはなんなのか。簡単に言えば,会社や組織に縛られることなく,個人の持っている価値を世に提供していく,それがビジネスになるというような意味合いでしょうか。

 

個人の影響力

よく目につくところでいうと,Youtubeかなと思います。最近TVタレントの方がユーチューバーになるパターン,多くなりましたよね。企画から撮影・編集まで全て個人単位で完結させることができます。

さらにSNSの台頭により個人の発言で世の中を動かすこともできてしまう,そんな風に個人が影響力を持つようにってきたというのは肌でなんとなく感じられますね。

 

企業の安定性の崩壊

もっというと,企業ってそんなにもう頼れなくね?っていう感覚が浸透してきたことも要因の一つかなと思うのです。

私は今就職活動しているいわゆる就活生の身なので,ここら辺の話題は敏感です。つまり終身雇用なんていうものはもう死語になりつつあるように,私たちが会社組織に求めるものが崩れつつあるわけですね。

例えば

  • 退職金
  • 終身雇用的な安定
  • 年功序列的昇給
  • 正当な評価
  • 柔軟な働き方

もう少し深掘ります。

 

退職金

老後もあるし,ここまで会社に尽くしたのだから退職金いっぱい欲しいななんて考えてしまいますが,退職金ってもうもらえるかどうかも怪しいのです。

厚生労働省「平成25年 就労条件総合調査」(2018年)では、退職金制度がある企業は全体の77.8%ですが、10年前に行われた同調査では、87%でした。

 終身雇用的な安定

「入社したらそこに骨をうずめるつもりでがんばるぞ!」入社すればやめさせられるリスクなんて考えたくないものです。その勢いはいいのですが,経済が落ち込んでいく中で,企業は従業員を支えるだけの余裕がなくなってしまいました。トヨタの社長が終身雇用無理発言をしたのは衝撃だったのではないでしょうか。

 

年功序列的昇給

働き続ければかならず給料が上がる。まあここまで求めないにしても,やはり給料の面は考えなければならないものです。ただ実際に会社に入ってみるとどうでしょうか。上がったとしてもほんのちょっとだったりそもそも昇給できるかどうかも不確定です。

 

正当な評価

活躍したらその分きちんと報酬がもらえる。これ当たり前に思うんですけど,今はできていない企業が多いです。人事評価マニュアルに決まりがないため,ぶっちゃけ上司の都合でどうとでもなります。

 

柔軟な働き方

テク
ノロジーの発展により業務形態は変わり,多様な価値観が認められるようになったことで,ここでも個人が重きを置かれるようになりました。例えばリモートワークやフレックス制とかですね。

 

まとめると,労働者が企業に求めているものが還元されなくなった。だからそこに頼りすぎるのではなく,自由に働くというものに魅力を感じるのは自然な流れでしょう。

またAIに仕事が取って代わられると言われる中で,潜在的に自分の稼ぐ能力であったり市場価値を高めたいという思いを持つ人が多くなり,結果として組織に属する必要性が薄れてきているのです。

 

 

2,内向的な性格の人は厳しい?

ここまででなんとなく個人が力を持つ時代がくる,その要因は情報化に伴う個人のメディア化と組織に属する理由の欠如があるというのはわかりました。

 

そうすると,(ここから結構私の独断と偏見で述べてしまうのですが)

 

「よしわかった,じゃあ俺は自分をもっと売り出すぜ!」

 

みたいな,キラキラいけいけの陽キャラの人,広く言えば外向的な前向きな人の方が活躍できそうじゃないですか。なんとなく組織のルールで縛られていたそういう人が羽を伸ばして,個人でぶわーって力をつけていくみたいな。想像しやすいと思うんです。

 

しかし反対に内向的な人はどうでしょうか。組織の決まりに従って淡々とこなすのが得意など,自分を主張することを得意とする人が少ないのではないかと思います。

となるとざっくり「個」が重要になる時代においては内向的な人よりも外向的な人の方が生きやすく,活躍しやすいのでは??という考えに至りやすいのです。

 

実際私はそうでした。こうやってブログを書くフリーランス的なことも個人の力が強くなっていることの代表だと思うのですが,それこそ内向的な人は「どうせ私なんて」とか「もうみんなやってるしうまくいかないだろうな」みたいに悲観的に考えてしまいがちです。

 

3,内向的な人の個の時代の生き方

じゃあなんで私はそこを乗り越えられたのか。また内向的な人は本当に生きづらいの世の中なのかだとしたらどうすればよいのか。ここについて考えていこうと思います。

 

好きな人についていこうぜ

結論から言うと,これです。今は嫌でも誰かとつながってしまうような,そんな環境になりました。今食べてる私のサラダのレタスを作ったのはどこどこのだれだれで…とか。

インターネットが普及したことにより,どうしても誰かと繋がってしまうようになりました。個人情報はどこかの企業がマーケティングに利用するために抜き出しています。このようなつながりは言ってしまえば,「受け身のつながり」ということができます。

そうではなくてどうせつながってしまうんなら自分の好きな人とかモノにつながろうぜっていうのが私の思う「能動的なつながり」です。後半詳しく述べます。

 

将来像って必要なん

就活しているとよく聞かれるあの質問、「将来像教えて下さい」みたいな質問。あれ結構本質的じゃないのかなと思っていて。

 

現代のような変化が激しい時代では、将来が明確に描かれたキャリアプランや人生の戦略みたいな「地図」のようなものって使えないのですよ。そうじゃなくって,臨機応変に対応できるような,進むべき指針が見えるような「コンパス」が必要だと思っています。

 

コンパスっていうのは、意思決定や選択の際に用いる判断基準のようなものだと思ってください。別にそれは良し悪しなくて何でもいいと思ってます。例えば報酬がいいかどうか、とかです。つまりここで私が言ってるコンパスは好きかどうかですね。

 

面白いと思えるかどうか、違和感のようなものかもしれません。とにかくびびっときたらとりあえずついていってみるのもありではないですか?

 

大人たちは言います。「今の若者は夢を持っていない」だの「やりたいことがないのは問題」だの。でも考えてみてください。今の世の中はモノ溢れ、ぶっちゃけなにもしなくても明日も明後日も生きていけるわけです。そうなってしまうとじゃあ何が必要で何がやりたいんだろうっていうのはかなり難しい問いになります。

だって、大人の世代は分かりやすい問題が転がっていてそれを解決する=やりたいことみたいに考えやすいじゃないですか。それなのに個人が力を持つなんて内向的な性格の人は少々生きづらい世になりそうです。

 

そんな時代だからこそ好きでつながるのいうのは非常に強いと思っていて。目の前の魅力的な人に突き動かされて次々にキャリアを形成していけば、それは独自のキャリアになるのです。

 

こんな人がいます。そうやって目の前の魅力的な人に突き動かされた結果、沖縄で靴磨きの職人になってたみたいな。その人は毎日がとても充実していると語っていました。個が強い時代だからこそ,目の前の面白い個人についていってみるのも悪くないのではないですか。

 

個の時代は最良なのか

ここまでは個の時代になったこと,そしてそこを生き抜くためにはというトピックで書いてきました。しかし,私はこの先があると思っています。

個が力を持ったとはいえ,社会を見たときに個で解決できる問題はあまり多くないように思えます。

 

そうなると,再び力を持った個が集まってチームのようになるのではないでしょうか。言い換えれば,会社という枠が形骸化した組織のイメージです。

こうやって考えると理念に共感して会社ができるように、このチームも理念が必要です。それが,なんかいいよねみたいな,好きという思いです。

 

つまり好きを発信することが容易になったこの時代で将来的な仲間を求めて好きで繋がっておくというのは非常に強いと思っています。

 

外向的な性格の人はがつがつ自分を売ることができるでしょうが,内向的な人はそれが得意でない人が多いと思います。

 

ただ,どうせスキルのある個が集まってチームとしてつながることになるのであれば,好きを発信して好きな人やモノについていく,その中でスキルを磨き,独自のキャリアを築いていく,というのが個の時代を生き抜く方法の一つということができそうです。

 

結局すごい経営者とかが言ってるみたいに顧客をファンにできるかどうかなんですよね。商品にお金を払う人はもちろん,この会社だから,ここのブランドだから見たいな理由で購入に至る人も一定数いると思っていて。だから個が好きな個についていくというのは将来顧客がその個についていくのと同じです。魅力的なものは他の人にとっても魅力的かもしれないわけでそれだけ可能性があるという見方をすることができます。

 

4,まとめ

ここまで読んでいただいてありがとうございます。正直込み上げる思いを書きなぐってしまった感じが否めないのですが、推敲する時間もないし、本当のことを知りたいという読者の方のニーズにこたえるため、見やすさは捨てましたごめんなさい。

ここまでの中で、個の時代になったという事実とその要因、さらには内向的な人であっても生き抜くための方法について考えてみました。

最終的には会社というフレームがなくなった好きでつながる柔軟な組織が生まれていくという予想で締めくくりました。異論は認めません。

正解がない、個が強くなるこの時代で我々はどうやって生き抜いていくか。楽しみですね。