【旅行】台湾のレシートに隠された秘密とカラオケ【観光】
ざらしです。
最近就活をしていると様々な企業の方から「大学生は人生の夏休み,旅行には絶対に行っといたほうがいいよ」みたいなことを熱く語られることが多くなりました。
「いやでもお金が、、、」なんて濁していたら,「じゃあ生涯年収で考えよっか。お金は正直,普通に働いて普通に暮らしていたらあまるんよね。でも時間は余らない,というかむしろ全然足りない。時間に節約の概念はないんだよ。」みたいにこれまた熱く語られてしまって(笑)
私は周りの影響を受けやすいタイプの人間なので,すぐに「旅行行こう」と周りを誘い始めました。今回は自分の行ってみたい国,台湾を予習します。とはいえ普通に紹介するだけであれば絶対に他のブログやサイトを参考にした方がいいと思います。
私の興味を満たすような観光を予習,お届けします。
1,台湾のレシート
お会計をした後に渡されるレシート。
台湾のレシート。実はこれ,宝くじになっているんです。日本と同じ感覚で捨ててしまいそうになりますが…。そこをなんとか踏みとどまってよく確認しましょう。
番号が書いてあり,この番号が宝くじの番号になっているのです。
レシートが宝くじになってる理由
当選番号とか当選金額が気になるとは思いますがその前に,「そもそもなんでレシートが宝くじになっているの??」「このお金はどこから出ているの??」「なぜ成り立っているの??」とかいろんな疑問があると思います。
脱税対策
そもそも台湾内では昔から脱税が普通に横行していました。その脱税の大きな要因がレシート。レシートを発行しないことで売り上げの申告をコントロールできていた,それにより脱税が深刻になっていたという説がありました。
そこで政府が考えたのは…。レシートに宝くじを付与することでした。こうすることでお客さんはレシートの発行を求めるようになり,お店側もそれに応じなければならない,という形で脱税を減らす取り組みがなされたわけです。うまいこと考えましたね。
こうすることで,結果として税収を上げることに成功したのでそれを宝くじの賞金として還元していく,という感じでしょうか。非常にきれいにお金が回っているなという感じです。
宝くじの当選金額
「どうせ大した金額当たらないんでしょ??」??と思われるかもしれませんが,とんでもない。これが割とウハウハだったりします。(賞は日本でイメージするとこんな感じかなっていうイメージで直訳ではないです)
- 特別賞…1000万元
- 特賞…200万元
- 一等…20万元
- ニ等…4万元
- 三等…1万元
- 四等…4000元
- 五等…1000元
- 六等…200元
- おまけ…200元
ちなみにだいたい一元=3.5円くらいです。だから特別賞が当たったとするなら3500万円ということですね。一番低い200元で700円ということですから一回の食費が浮いたという感じでしょうか。まあまあもらえるなというのが率直な感想です。
加えて,台湾の物価は基本的に日本とあまり変わらない感覚。少なくとも高いとは感じないかなと。ただ交通関係の値段は安いと感じました。下記に詳しくまとめられてたサイト様がありましたので気になる方はここよりもそちらを見ていただいた方がいいかなと。
当選の確認方法
当選番号は台湾政府のHP(http://invoice.etax.nat.gov.tw/)より確認することができます。お年玉付き年賀状なんかを思い出していただくとイメージしやすいか思います。
ただ当たりが何本存在するかなどは不明瞭なのでそこらへんは注意です。あくまでイベント,一つの台湾名物,観光感覚でワクワクを体験するぐらいの心持ちでいましょう。
2,台湾のカラオケ
私はカラオケ非常に苦手だったんですよね…。大学に入るまで2回しか行ったことなくて。しかもその2回も歌ったことないです。当時の彼女と行った時も一曲も歌わず…。
まあこれはマイノリティで大半の人はカラオケ好きなのではないでしょうか。海外にもカラオケはあるしもちろん台湾にもあります。ただ台湾に少し面白いカラオケがあるのです。
電話ボックス型カラオケ
その名の通りはたから見ると日本にあふれていた(今はあまりないですが、、、)電話ボックスなんですよね。
なぜこのスタイルが普及したのか
カラオケって聞くと日本のカラオケをイメージしてしまいがちなのですが,台湾のいわゆるカラオケというのは少し違います。日本でいう「パーティールームのカラオケ」みたいな感じで何十人と人が入れる大きな部屋がスタンダードなのだそうです。これでは友達と二人でオケオール!なんていうことはできません。
こうしたニーズから生まれ,またヒットした理由だと考えられます。今ではショッピングモールなどにも設置され,待ち時間に少しだけ,買い物帰りに30分など手軽な利用がウケてるみたいですね。
ヒトカラのイメージ
日本でいう「ヒトカラ」の感覚に近い利用法だそうです。中ではヘッドホンを装着しそこから自分の声と曲が聞こえるみたいな。ヒトカラって様々なニーズにこたえられているなと思っていて,単純に大勢だと歌いたい歌が歌えないという不満や,恥ずかしいみたいな思いを克服できるし,練習という意味合いや,ストレス発散などにも利用できます。この根底の思いは我々だけのものではないようですね。
3,まとめ
就活を終えた後の目標が今回できました。普通の観光+αの旅行をするというものです。台湾という身近な地域をとってもここまで日本では想像つかないようなものがあふれています。非常におもしろいです。台湾に行った際にはレシートを捨てずにかき集め,その結果などをまたまとめようと思います。カラオケも最近克服したので利用するのが楽しみです。