すごいマイペースなブログ

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就活生×心理学部生が感じたことをマイペースに発信

【セルフトーキング】クリエイティブになれる方法を心理学部生が考察してみた

ざらしです。 

 

シリコンバレーとかで瞑想が流行っているというニュースを耳にしました。やはりこの激動の時代を生き抜くには,自分という一番の理解者との対話が重要であるのだと改めて認識しました。

 

また,「アイデアが浮かばない…」「自分がしたいことや好きなことが分からない…」

 

こんな悩みを感じる人は多いです。私もそうでした。

 

今回はイデアが浮かんでクリエイティブになれる,さらに思考の整理ができるだけでなくメンタル的な健康面もカバーできる夢のような方法,セルフトーキングについて解説します。

 

 

 

自分も実践しているのでその感想や,特におすすめのやり方についても触れます。

最後まで読んでいただけると幸いです。

 

1,セルフトーキングとは

クリエイティブになれてアイデアが浮かび,健康も望める夢のような技法になります。

 

一言でいえば,自分の頭に浮かんだことを徒然なるままに書いていくということ。

 

…えそんなことでいいの?

 

ってなると思うのですが,4つ注意点があります。

 

  • ありのままの自分を記す
  • 読み返さない
  • できれば手を動かす
  • ひとりで取り組む

 

順番にみていきます

 

ありのままの自分を記す

とにかく頭に浮かんだことを書いていきます。正しいことはもちろんないですし,プライドも捨ててください。

いわゆる世の中のこうあるべき,みたいなやつですね。

 

自分をよく見せるために装備してる武器を外して書くようにしましょう。

 

クリエイティブな思考にはこうした世の中からよしとされているようなから外れる必要があります。

 

読み返さない

一度書き始めたら自分で決めた時間,枚数,量に達するまで走り切ってください。

読み返していると,ああこんなこと思ったらダメだなというように添削しようとしてしまいます。

 

人間はすでにあるものを見るとそれがいいか悪いか無意識のうちに判断してしまう性質があります。

 

これも社会の型から外れるためです。

とにかく思いつくこと頭に浮かんだことをそのまま文字にすることに意識を向けます。

 

できれば手を動かす

これはに書くから効果があると言われています。

労力やコストをかけたものはいいもの,価値のあるものだと思いたいというのが人間の心理です。

 

「書くの非効率すぎ」とか,「手が脳に追いつかねぇ」みたいなことを思ってもここは我慢しましょう。

 

ひとりで取り組む

クリエイティブになることを第一の目標と考えているので,そうなると周囲の目というのは非常に障害になってしまいます。

こうあるべきなんじゃないかなと自分を抑えてしまうからですね。

健康ということを考えると別に複数でしてもいいのですが,とにかく書くことをやめないようにすることが大切です。

書くことがないなら,書くことがないなぁってずっと書くんですよ!

 

おすすめの取り組み方

おすすめのやり方はモーニングルーティンに組み込むことですね。

朝起きたら30分もしくは白紙3枚に到達するまでひたすら書き続けます。

最初は「眠い~」から始まって最後の方は「お腹がそろそろ空いてきた」とかそんなんで終わる感じでいいと思います。

その他モーニングルーティーンについては以前のこちらの記事も参考にしてみてください。

 

 

 

2,セルフトーキングの効果

大きく分けて2つあります。

 

  1. クリエイティブなアイデアが浮かぶ
  2. 思考が整理されるので健康維持につながる

 

こちらも詳しく見ていきます。

 

クリエイティブなアイデアが浮かぶ

セルフトーキングは自分の内側をありのままに表現することが目的で,それの手助けとなる方法です。

 

その際に自分をよく見せようといった考えやそれを助長しているプライドを排して書くことになるので,社会の一般的な考え方や良しとされる常識にとらわれずに書くことができます。

 

慣れるまでこれは難しかったですが,慣れて書いたものを見返すと,いやこれはなかなかやばいなというものがありました。

 

クリエイティブになるにはあのスティーブ・ジョブズ氏が言うように「四角い穴に丸い棒をはめようとする」必要があると思うのです。

 

いや入るわけないやんって思うんじゃなくて,それを可能にする方法を考えることで人類の歴史はまた一歩進んでいくのだと思います。

 

繰り返しますが,セルフトーキングを行う際には,これが正しいと思われるような世間体や常識を排して書くことを最重要に念頭においてください。

 

思考が整理されて健康維持につながる

これは心理学・精神医学の領域では筆記療法に近しいものがあると感じています。方法は同じでただひたすら頭に浮かんだことを書いていくというものです。

 

ようやく心理学部っぽいことを書けそうなのでもう少しだけ深堀しますね。

 

筆記療法自体は,本来トラウマや心の傷と向き合うために用いられる方法です。

 

精神医学領域の知見では,抑制は健康を脅かすとされています。

 

誰にも打ち明けられない秘密を持っているときの心身の状態や,それを何かでアウトプットしたときの心身の変化を研究した例が数多くあります。

 

その中で抑制してきた思いの解放により,もたらされる心の平穏というものが明らかにされています。

 

これは対ヒトに解放したものに比べて,はるかに効果がありました。まあ想像していただくとわかると思うのですが,普通に嫌ですよね。愚痴とか悩みを聞かせるのなんて。

 

だから対ヒトではなく,Twitterの裏垢とかで好き放題言ってしまうんだと思うんですよ。

 

ちなみに参考にしたのは以下の書籍。授業でも使いました。

 

3,セルフトーキングを2週間続けてみた

結論,効果ありです。

 

私はこの方法を研究のアイデアを出すことと,就活生として将来望む自身のあり方を模索できればなという目的で始めました。

 

このセルフトーキングをその方法として選んだ理由としては,ゼミの教授がもう3年ほど続けているという話を聞いたからです。

 

ぶっちゃけ世に溢れてる方法どれを使っても別に違いはないと思っていて。

自分がなんとなくいいなと思ったやつとか,やりやすいやつでいいと思うんです。

 

この方法は先程も述べたように,モーニングルーティーンに落とし込みやすく,多少の負荷があるためやりきった感を毎回味わうことができます。

 

続けやすさという面で見たときに優秀。

 

それに,すぐに効果が出るわけではありません。

 

はじめはプライドを捨てきれず,無意識のうちにこんなん書いたらダメだなと思ってしまいました。

 

そりゃ普通に生きてて自分をバーンて出せてる人の方が少ないと思うんです。

だから慣れるまでは結構難しかったですね。

 

でもそこからはわりと以下のような効果を実感できていて。

 

  • 自己分析が進む
  • 独創的なな研究案が浮かんだ

 

自己分析が進む

日によってはまじで何も浮かばない日ってのがあるんですよね。

 

そんな時でもとにかく書かないといけないので,無理やりになるんです。

 

でもこれが逆によくて。

 

例えば昨日見た映画面白くなかったなあという風に書いたとします。

しかし他に事象がないとどうしてもそこから深堀りしていくことになってしまいます。

そうすると,なんで面白いと感じなかったんだろう。ああ結末が予想できちゃったからか ,みたいな。

 

じゃあ逆に面白いと思う映画何があったかな。あれか。それはなんで面白いと思ったんだろう。とか考えてると,ああ,あるかどうかもわからないものを一生懸命求めるところにワクワクしたからか,みたいな。

 

そうするとどうでしょうか。

 

この人はおそらく,先が見えないことに対してわくわくする人物だということが言えますよね。

 

映画一つとっても人間性が分かるわけです。

 

でも普段はこの映画面白かったで終わってしまうので,なぜなのかを考えるいいきっかけになります。

 

こんな感じで,自分の好きなことややりたいことなどを理解することができるので,就活生はもちろん社会人の方もやりましょう。

 

独創的な研究案が浮かんだ

本来はこれを目的に始めたものでした。具体的にな内容に関しては一応伏せておきますが,人間の無意識のうちに受ける影響に関してのものです。手ごたえがあり,まとめて研究案を発表したときには教授から後で詳しく,とかなりの評価を頂けました。

 

これ以外の実績というものはまだありませんが,1週間ぐらい続けたタイミングでふっと浮かびました。

 

だから焦る必要はなくて。

 

常識を排することに時間がかかったので,そこさえ乗り越えられれば無双できると思います。

 

4,まとめ

ここまでセルフトーキングという筆記療法をベースにした技法を利用して,クリエイティブになれる,メンタル管理ができる,自己分析ができる,というメリットがあるということについて書いてきました。

 

私自身効果を実感しているので非常にいい感じの技法だと思っています。

 

モーニングルーティーンとしてスリッパを購入する前に,30分でいいのでセルフトーキングに時間をいただけませんか。