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【直前対策で激変】グループディスカッションが苦手でも通過できるコツ【GDの進め方】

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もうあと5分もすれば人事が入ってきてGDが始まっちゃう…。
不安だから直前でできるグルディス対策だけ教えて。

グループディスカッションの流れや進め方はわかった。けど実際うまくいかぬ…。
何かコツは?とにかく発言すればOK?

ざらしです。今回はこのような疑問に答えます。

✅本記事の内容
 ・5分でできるGD直前対策
 ・明日できるGD対策
 ・GD練習におすすめな就活イベント

私も会場に向かう電車の中で,めちゃくちゃ「GD コツ」で調べてたことが…。
GDで落ちたことがない私が,すぐに使えるグルディス対策をまとめます。

 

 

1,今すぐできるGD対策

今すぐその場でできる,グループディスカッションの対策は以下の通り。

 ・余計な発言は我慢
 ・基本は質問スタンス
 ・笑顔。リアクションは必ずとる
 ・メンバーの名前を呼ぶ

余計な発言は我慢

今すぐできるGD対策として,まず余計な発言は極力我慢します。

・流れを止めるような発言はNG
・話過ぎは一方的な印象を持たれる
・周りや議論の流れを見る

グッとこらえて,なるべく質問を意識して発言するといい感じです。これについては次で詳しく書きます。

「無言だと受からない」

ファシリテーター役で発言が多かったから合格した」

GDをしているとこんなことを思いがちですが,これは過ち。

議論の流れを妨げるような発言(ex.「それは違くないですか?」や,前提確認の場面で意見を言ってしまう=周りが見えていないと思われる)や周囲の発言の機会を奪うようなことはしないように,仲良くGDを進めよう。

特にグループディスカッションに慣れてない人は,「自分の意見を言わなきゃ!」と焦ってしまいがちなので注意です。

 

基本は質問スタンス

GD対策としてはこの「質問という行為」が一番即効性があって簡単。しかもその質問内容は問いません。

つまり,質問するという行為自体がGDにおいては評価されやすいのです。

・「~という認識であってますか?」
・「○○ってどういう意味ですか?」
・「そう考えるのはこういうデータがあるからですか?」

GD対策としての質問例はこんな感じ。

もうちょっと具体的に言うと,例えばよくある「売上を2倍にせよ」みたいなお題。ターゲットを高齢者にするという流れがなんとなく生まれていたら,そこを質問で指摘します。「なんで高齢者に絞るん?今時の高齢者ならアプリぐらい使えるでしょ」みたいな。そこで初めて事実を調べるわけです。高齢者のスマホ利用率とかね。で,発表とかまとめとかの時に,「こういうデータがあるのでターゲットは高齢者に絞りました。」って言えれば,人事の評価する側も指摘の余地がないわけです。

慣れないうちは議論の流れを確認するようなものを中心に質問してみるといいかな。「○○ってことですよね?」みたいに。議論についていこうとする姿勢をアピールできる。

少し慣れてきたら,自分の考えを質問形式でぶつけてみたり。

最終的に私がやっていた上記のような,自分の意見を述べずにグループの抜け漏れをひたすら質問してつぶしていくというスタイルまで行けるとGDで落とされることはまずないです。

GD対策として発言を質問に変えることで,以下のようなメリットがありました。

・無理にいいことを言わなきゃというハードルが下がる
・質問することで議論に置いていかれている人の助け船になる
・議論の抜け漏れをなくし,俯瞰的な貢献力をアピール

 

笑顔。リアクションは必ずとる

今すぐできるグルディス対策3つ目は,笑顔でリアクションを必ずとるということ。 

グルディスは白熱しがち。そんな状態では言いたい意見を言うことができない人が出てきてしまいます。みんなが意見を言いやすいように笑顔で気を配り,チームの雰囲気を柔らかくする役割も担っちゃいましょう。

そしてリアクションも大切。

・「それたしかにいいね。」
・(ペンを渡されたら)ありがとう
・うなずきながら聞く
・楽しそうにする

GD中に意外と人事の人はその人が集団の中でどのような動きをする人なのか,というあたりを見ています。

例とした挙げた上の4点は,GDのFBで実際に私が評価いただいた部分でもあります。

 

メンバーの名前を呼ぶ

今すぐできるGD対策最後は,グループメンバーの名前を呼ぶということです。だいたいのグループディスカッションでは,席に着いた人から用紙に名前を書いて三角柱に居ります。

f:id:sugorogu:20200802163103j:plain(こんなやつ)

そこに名前が書いてあるので,「○○さんの言った意見は…」「○○くんはどう?」と聞いてあげるだけで,雰囲気が柔らかくなります。

 

グループディスカッションの本質的な対策とかコツとかは,後半でもう少し詳しく述べて明日には使えるようにするので,今目の当たりにしてるグルディスを乗り切ってから続きを読んでね。

 

 

2,明日できるGD対策

グループディスカッションの対策・コツとして意識するべきは以下の4点。

・前提の確認
・データが提示できそうな部分は調べて提示
・抜け漏れがないか議論を見守る
・意見と事実を分けて考える

これができてからはグループディスカッションでマジで落ちなくなりました。

 

グルディスとは仮説を正しそうに言えるか選手権 

グループディスカッションにおいて正しさというのは必ずしも求められていません。正しそうに聞こえればOK

だから「この考え方とかデータがあったら正しそうに聞こえるんじゃね?」っていうのを考えながら進めます。

GDを俯瞰して自らの意見は極力言わずに,議論を見守る中で,適切に質問。観点に抜けや漏れがないかチェックします。

 

GDの進め方

試しに例を出しながら上記4点を意識して,ざらしはどのようにグループディスカッションを進めるのか一緒に見ていきましょう。

テーマ例:桃太郎のお話の中で一番貢献した動物はどれですか?

GDの進め方・流れは以下の通り。

 ①前提の確認
 ②事実の確認と調査
 ③意見の出し合い
 ④発表準備&発表

①前提の確認

グループディスカッションの進め方として,最初に前提の確認をしっかりと行います。その後の議論に大きなずれが生じるからです。

この場合だと以下のようなことを確認しておきたい。

・何をもって貢献というのか
・動物とはどれのことか
・桃太郎自身など人間は動物に含めるのか

ここはGDのメンバー全員に意見を聞いて一つの共通認識を作り,抜け漏れをなくします。

今回は,「貢献=鬼を退治すること」「動物はサル,キジ,イヌで,桃太郎やおじいさんなどの人間まで含めて考える」という共通認識を持ったことにします。

ここで認識がずれていると,例えば,「貢献」の定義を「物語が円滑に進む」にしていると,当然考える事は変わってきますし,「動物」の定義を「人間は含まない」ということにするとサル,キジ,イヌについてのみ考える事になります。

ここに正解はないので,「私たちはこう解釈しました」と正しそうに聞かせることができればOKです。

GDではこんな感じで考えないと,「ん?動物って桃太郎含めなかったの?」とか観点の抜け漏れを指摘されます

 

②事実の確認

前提の確認が終わったら事実の確認をしていきます。

グループディスカッションは意見を言う場だと思いがちですが,それでは全員で一つの結論を出すのに遠回りです。時間は限られてますからね。

ここで大事なのは事実と意見とは切り分けて考える事。意見を言うのはこれを踏まえてから。

ここの段階で調べれられるものは調べてしまいます。イメージで語るのはNGですよ。例えばキジはつついて攻撃したとか思う人もいれば空から偵察してたと思う人もいます。それは評価する人事の側も同じ。認識のズレを根拠を持ってなくしていきます。

今回の場合だと以下のようなことを確認します。

・桃太郎のストーリー
・それぞれの動物の役割

グループディスカッションなのでここはみんなで協力プレー。

調べる時もみんなで各々調べるのではなく,役割分担をします。

「○○さんは桃太郎のお話におけるイヌの役割・能力を調べてね。○○さんは…」と振っていけば,リーダーシップありそうじゃないですか?

そしてそれらを聞いてみんなにわかりやすく紙にまとめていきます。

・イヌ…噛みつく
・キジ…偵察要員。鬼の様子を空から把握してた
・サル…殴り合う
・桃太郎…
・おじいとおばあ…桃太郎の産みの親。こいつらがいないと始まらぬ。

6人グループなら上記のように一人ずつ割り振って残り1人がまとめる,とかです。

 

③意見を出していく

ここからグループディスカッションっぽくなります。

上記にまとめられた動物の役割を見て,定義した貢献に最も影響を与えているのは誰かを決めていくわけです。

・鬼を倒すことができたのはキジが偵察して戦略を立てることができたからだよ
・でもやっぱり桃太郎がいないとこの3匹も集まらなかったんじゃないかな

こんな感じ。

 

④発表準備&発表

グループディスカッションは発表するまでがグループディスカッションです。難易度が高いテーマほど,この時間を確保するのが難しくなりますが,伝えなければ始まらないので,必ず確保したい。

わかりやすく表にまとめたりして視覚的に訴えるのもグッドです。

ちなみに発表したからといって合格率が上がるわけではないのかなと思います。もちろん良ければ加点はされるだろうけど。

 

この例にあげたテーマはよくあるものとはちょっと違うかもですが,グループディスカッションの進め方はこんなイメージです。

発散と収束,とかブレストとか具体と抽象とか言い方は色々ありますが,基本的には同じ。

 

 

3,グループディスカッションの練習におすすめな就活イベント

グループディスカッション上達の一番のコツはとにかく場数を踏むことだと思います。

頭ではわかっててもなかなかできないし,そもそも色んな人がいるので思い通りに行くことの方が少ないかもです。

本番でそのようなことにならないようにGDやグループワークの練習に使える就活イベントさくっと紹介しておきます。

・ジョブトライアウト
・ミーツカンパニー
・キャリコレライブ

ジョブトライアウト 

かなり有名なグループワークの登竜門。スカウト制度や座談会,その会場での順位などがわかります。現役人事の方が評価をしてくれ,ハイレベルなビジネスゲームに参加することができるので,上位校の就活生が多く集まっています。

✅こんな人におすすめ
・自分の実力を知りたい
・効率的に就活したい

 

ミーツカンパニー

こちらも有名な就活イベント。グループディスカッションのイベント終了後に就活をサポートしてくれるリクルーターの方が個人個人についてくれます。日程も場所もかなり豊富です。

✅こんな人におすすめ
・時間が限られている方
・就活を始めたての方
・とりあえずGDをしてみたい方

 

 

キャリコレライブ

今調べてみたところ,「CLUTCH Times」に名称変更されているようです。HPは改めて載せておきます。もしかしたらキャリコレライブのようなイベントはもうやっていないのかもですが,詳細を確認できなかったので,キャリコレライブの紹介だけしておきます。

CLUTCH TimesのHPはこちら。

✅こんな人におすすめ
・実際に使われたGDテーマで練習したい

 

 

4,まとめ

グループディスカッションには色々知識が必要…みたいなことを色々な記事で書かれてたりします。

フレームワークを覚えろだの頻出テーマの解法はコレみたいな。

そもそも正解を自分たちで作るのにそういうものはあんまり必要ないかなあと思っています。

グループディスカッションは,とにかく質問ベースで抜け漏れの観点がないか議論を俯瞰して意見の根拠を見つけて正しそうに聞かせる選手権だと思って気楽にいきましょう。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。